日本の主要検索エンジンガイド

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2008/12/31 改定現在の情報です

日本の検索エンジンの分類とそのサイトのリスト

いまやインターネットの利用に欠かせない検索エンジン（search engine：サーチエンジン）についてご説明していきましょう。
検索エンジン（サーチエンジン）又は検索サイトは大きく2つのタイプに分かれます。

１．ロボット型検索エンジン

Googleに代表されるロボット型検索エンジンは、ウェブ上のハイパーリンクを巡回し情報を取り込んでいきます。そしてホームページ上のキーワードで各ページを検索できます。ディレクトリ型に比べ、ウェブ上のサイトすべてを取り込んでいくので、登録されている情報量が多いというメリットがあります。その反面、どんなサイトでもキーワードで検索される為、情報の正確性や確立が低いというデメリットがあります。一般的にページ検索もしくはキーワード検索、全文検索システムなどと呼ばれます。
ロボット型検索エンジンは、数多くのポータルサイトが採用しているGoogle、Yahoo!が独自に開発したYST（YahooSarchTecnology)、そしてマイクロソフトが独自に開発したLiveSearch（旧MSN）の３つがシェアを占めています。他にNAVER（日本向けサービスは終了）、Ask Jeeves（Ask.jp）、Mooter、infoseekなどがある。

２．ディレクトリ型

Yahoo!ディレクトリに代表されるディレクトリ型検索エンジンは、カテゴリー毎にサイトを分類して登録されています。このタイプはディレクトリに登録されないと検索結果に反映されません。登録されているサイトが限られている反面、手動で登録されているので、内容が厳選されているというメリットがあります。しかし、現在ディレクトリ型を採用するサイトのほとんどが、有料登録制になっていて、どんなに良いサイトでも、お金を払わないと登録されない為、初期のメリットはほとんど無い状況になっています。また人手で入力する為インターネットの拡大スピードに追いついていないとい現実もあります。
ディレクトリ型検索エンジンは、Yahoo!、goo、infoseek、Open Directory Projectなどがある。
有料のディレクトリ検索登録サービス（有料リスティングサービス）の初期段階にLookSmartというウェブディレクトリがあったが、2006年5月にサービスは停止されている。現在はYahoo!ビジネスエクスプレス、ジェイ・リスティング(J-Listing)、クロスリスティング(X-Listing）など

なお、最近の検索エンジンは両方の検索が同時にできるハイブリッド型が増えています。また、ひとつの検索ワードを複数の検索エンジンで検索できるメタ検索という横断検索エンジンもあります。
⇒検索エンジンのシェアの推移グラフなど

無料登録できる検索エンジン

無料で登録申請できる検索エンジンのリストです。⇒検索サイト登録方法の詳しい説明

ロボット型

・Google・・・GoogleにURLを追加するページから登録申請できる。
・Googleブログ検索・・・Google ブログ検索にブログを追加できる。
・Yahoo!・・・YST検索エンジン用ロボットの巡回先への推薦ができる。
・LiveSearch・・・MSNのLiveSearchへの登録申請ができる。
・百度（baidu)・・・Baidu.jpの検索データベースへの登録申請ができる。

ディレクトリ型

・domz(open directory project)・・・Googleディレクトリなどはこのデーターを利用している。反映に膨大な時間がかかることが多い。
・Yahooディレクトリ（カテゴリ）・・・Yahoo!カテゴリ掲載ガイドから体裁上は無料で登録出来ることになっているが、登録されることはめったにない。

有料リスティングサービスの種類

検索エンジンに有料で登録したり表示させたりするサービスです。

ロボット型

・オーバーチュア（オーバーチュア）・・・Yahoo! JAPAN、MSN、NIKKEI NET、freshEYE、exciteなどに掲載される。
・Google AdWords(アドワーズ）・・・Google検索の検索結果ページやGoogle AdSenseに契約したWebページに表示される。

ディレクトリ型

・X-Listing(クロスリスティング）・・・goo、excite、BIGLOBE、@nifty、OCN、ODN、So-netなどのポータルサイトに表示される。
・JLISTING(ジェイ・リスティング)・・・Jディレクトリーを採用するlivedoor、au one、AOL、freshEYEなどのポータルサイトに表示される。

日本の検索エンジンリスト

日本語で検索できる主要検索エンジンを適当に集めて見ました。

※ロゴをクリックで各サイトへリンクしています。
	Yahoo!JAPAN ロボット:YST ディレクトリ:Yahoo!カテゴリ	運営はソフトバンク。インターネット初心者などを中心に、日本ではここが一番利用されています。他の検索：登録サイト、画像、ブログ、辞書、知恵袋、地図、商品
	Google ロボット:GoogleBot ディレクトリ:dmoz	運営は米国グーグル社。独自システムで世界最大の検索エンジン。世界中のポータルサイトと提携。他の検索：画像、地図、ニュース、ブック、ブログ、YouTube、乗り換え案内
	Ask.jp ロボット:YST ディレクトリ:JLISTING	運営はアスクドットジェーピー（旧Ask Jeeves, Inc）。当初Teomaを使用していたが、現在はオーバーチュア（おそらくYST）。他の検索：ブログ、動画、画像、商品
	Live Search ロボット:LiveSearch デレクトリ：なし	運営はマイクロソフト。旧ＭＳＮサーチの後継バージョン、Windows Liveサービスの1つ。他の検索：画像、動画、ニュース、地図、相談箱
	Infoseekハイブリッド検索ロボット:Inktomi ディレクトリ:みんなのお気に入り	運営は楽天。日本法人は楽天に買収・合併され「Infoseek」ブランドで運営。他の検索：画像、ブログ、辞書、、株価、乗換案内、みんＱ、クチコミ
	goo ロボット:GoogleBot ディレクトリ:X-Listing	運営はNTTレゾナント。元々1997年に始まった実験的サイトだった、現在は老舗総合ポータルに。他の検索：辞書、教えて、画像、ブログ、登録サイト、地図、タウンページ
	Fresh eye ロボット:inktomi ディレクトリ:JLISTING	運営はニューズウォッチ（ヤフーの子会社）。フレッシュアイは、1998年にサービスを開始した検索ポータルサイト。他の検索：コトバノウチュウ、ニュース、クリップ、Feペディア、登録サイト
	excite ロボット:Inktomi+JWord ディレクトリ:X-Listing	運営はエキサイト(伊藤忠商事の子会社)。ポータルサイトを中心に様々なインターネットサービスを展開する企業。他の検索：画像、ニュース、買い物、翻訳、辞書
	BIGLOBEサーチロボット:GoogleBot ディレクトリ:X-Listing	運営はNECビッグローブ。日本電気株式会社（NEC）系のインターネットサービスプロバイダ。他の検索：画像、動画、ブログ、ニュース、辞書、百貨辞典、ショッピング、他
	@nifty @search ロボット:GoogleBot ディレクトリ:X-Listing	運営はニフティ(富士通の子会社）。 @nifty（アット・ニフティ）は、老舗インターネットサービスプロバイダ。他の検索：画像、動画、ニュース、ブログ、商品、辞書、路線、地図
	Mooter ロボット:Inktomi ディレクトリ:なし	運営はムーター。通常の検索の他に自動的に作成されるカテゴリーをビジュアル的に表示するStar Burst検索と呼ばれる機能が用意されている。
	wikia Search ロボット:不明ディレクトリ:なし	運営はウィキア社。フリーライセンス(オープンソース)による検索エンジン。透明性、コミュニティ、品質、プライバシーの４つの原則により開発されている。
	百度（baidu) ロボット:Baiduspider ディレクトリ:なし	運営は百度（Baiduグループ）。世界の検索市場で第3位のシェアを持つ中国の検索サービスの日本語版。他の検索：画像、動画、ブログ
ウェブ検索その他：ライブドア、hi-hoサーチ、altavista、alltheweb、AOLサーチ、Quintura、SAGOOL、Clusty、So-net、OCNサーチ
横断検索（メタ検索）：Ceek.jp、Metcha Search、Find Search
動画専門検索：Fooooo（フー）、Woopie（ウーピー）、Googleビデオ
ブログ専門検索：テクノラティ、NAMAAN、Googleビデオ

※このページの最終更新日は2008年12月30日です。上記内容は変更になっている場合があります。最新の詳しい内容は各サーチエンジンサイト内でご確認ください。